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「東大阪で教科書採択を考えよう!前川喜平さん講演会」おかげさまで有意義な集会となりました。
相可文代さんの各社教科書の解説では、育鵬社や日本教科書の平和・人権・共生の軽視、自己中心的な歴史観などの問題点について、また大阪の維新派首長や教育再生首長会議派首長の地域での育鵬社・日本教科書採択の危険性について、詳しくわかりやすく語っていただきました。
前川喜平さんのお話では、アベ政治の政治介入(人事権の濫用など)によってほとんどすべての「行政府の独立」が破壊されたということ、また、市長も同様に「教育の独立」には介入してはならないはずなのに、アベ政治に習って教科書採択に介入しているので、市教委はしっかりと「教育の独立」を守るべきだということを話されました。市長には教育長の任命権は有っても、教育への介入は許されない。教育長は市長の部下でも手下でもない。それは首相に最高裁判官の任命権が有っても裁判に介入できないのと同じだ、そのように語る前川さんの話を聞いて、「教育の独立」の大切さを改めて考えさせられました。
万全のコロナ感染防止対策のもと、本会場と中継室と合わせて250名の市民のみなさんに集まっていただきました。 前川さんと相可さんにはお帰りの道すがら市庁舎に寄っていただき、展望階の夜景をご覧いただきました。
市役所の展望階から花園ラグビー場など東大阪の街を眺めながら、もし市長が前川さんだったら、東大阪の「教育の独立」は破壊されることなく、育鵬社が採択されることも無いだろうにと、私は胸の中で密かにつぶやきました・・・。
東大阪で教科書採択を考えよう! 前川喜平さん講演会 実行委員会
事務局長 丁章
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