「民藝を知る会」記録集 案内状編 第2回

 

 

 
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 民藝の「民」について

        講師・丁章

 

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民藝を知る会 第2回 案内状

  

                                                       ポスター 森ひろ子(イラストレーター) 作

 

  和寧文化社・主催

  民藝を知る会 第2回 島岡達三先生を偲ぶ

   

   日時  2008年10月26日(日)午後3時から

   会場  喫茶美術館 (当日は貸切です)

   参加費 2000円・ワンドリンク付(要予約)

 

  第一部 島岡達三先生を偲ぶ

      講師  筆谷淑子(ガラス作家・島岡達三の長女)

                                  島岡達三を語る」

          島岡桂(陶芸家・島岡製陶所後継者)

                                  島岡達三の技について」

      聞き手 丁章(詩人和寧文化社代表)

 

  第二部 参加者交流のための茶話会

      島岡達三先生の想い出を囲んで   

 

 昨年から始まりました小社主催民藝を知る会の第2回開催のお知らせのため、ご案内差し上げました。

 みなさまご承知のとおり、昨年暮れ、島岡達三先生がこの世を去られました。あまりの突然のご逝去に、島岡先生を慕うものは誰しも、心うちひしがれたことかとおもいます。

 しかしながら、島岡先生は、この世にかけがえのない陶業を遺してくださいました。陶業とは陶工にとって生きた証にほかなりません。島岡先生が遺されたその陶業に接した経験を共有する者たちが、これからも島岡先生の陶業をこの世で守り伝えてゆく限り、島岡先生の心はいつまでもこの世に生きつづけてゆくはずです。

 このたびの民藝を知る会では、前回予告した内容を変更し、島岡達三先生の追悼会として、みなさまに集っていただくことにいたしました。

 第一部では、島岡先生のご長女でガラス作家の筆谷淑子さんと、その淑子さんのご次男で陶芸家の島岡桂さんを講師としてお招きし語っていただきます。淑子さんには父としての島岡先生のお人柄など、つのる想い出話を語っていただけるかとおもいます。桂さんは島岡先生の外孫にあたられますが、島岡製陶所の後を継ぐために筆谷家から島岡先生の養子となられました。師としての島岡先生から学んだ技工について、そして島岡窯の後継者としてのこれからの抱負など、語っていただく予定にしています。

 第二部の茶話会では、島岡先生の陶業に接した経験をもつ方々に島岡先生の想い出を持ち寄っていただき、その想い出を参加者みなで囲みながら、島岡先生の陶業について、想いを深めていただければとおもっています。

 島岡先生の陶業を、知る者も、これから知ろうとする者も、このたびの民藝を知る会に集うみなさんが、島岡先生の陶業についての記憶をいっしょに共有できる時間になればとおもいます。

 みなさま、お誘い合わせのうえ、どうぞお越しください。

 民藝を知る会へのご参加を心よりお待ちいたしております。

 

                     和寧文化社代表  丁章

 

               (この集いは終了いたしました)